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ブログ - ExcelマクロのVBA(VisualBasic For Application)について

ExcelマクロのVBA(VisualBasic For Application)について

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
2020/5/24 1:37
緒方です。このホームページツールは、ExcelマクロのVBAVisualBasic For Application)という言語で開発されています。

VBAというのは、とても古い言語でウイキペディアによると、1993年(日本では1994年)に、Excel 5.0から入ったそうです。

私が初めてVBAを使ってアプリケーションを作ったのは、ExcelではなくAccess1997年頃でした。名刺データを入力して、検索して、FAX送信票を印刷すると、その履歴を管理して、いつ誰が、どのお客様に、どのような用件のFAXを送ったかが他の人にもわかるという、今でいうCRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)の走りのようなシステムでした。

当時、これが社内にうけて、営業さんや事務方の人がみんな使うようになりました。その後、今の会社に転職しましたが、後で聞くとAccessのデータベースは遅くなってきたので、SQLサーバに変えて、システムはそこだけ改修して使っていたそうな。

このあたりの考え方はずっともっていて、このホームページツールも人間禅のバージョンでは、誰がどんな問い合わせや予約をしてきて、どんなメールを送受信して、いつの座禅会に参加されて、どういうやり取りをしたかとか、全部、記録してカルテみたいな形でスタッフで共有したりしていました。そういう形でフォローしていると、しばらく見えられない時は、メールをしたりしてまた来られるようになり、入会された方が何名もいます。

残念ながら今のバージョンのホームページツールからは、その機能は外しましたが、将来的には、何かのCRMと統合できるような展開がしたいと思っています。

さて話をVBAに戻すと、このVBAという言語は以前からほとんど進化していないというか、セキュリティが弱いと言われることがあります。一時期(今もですが)このVBAで開発されたコンピュータウイルスが開発されたりして、そういう印象があるのだと思います。

でも今のVBAは必ず警告を表示して、いきなり動かないようになっていますから、どこから持ってきたかわからない怪しいExcelファイルを開いたりしなければ大丈夫です。

もちろん、このホームページツールは私が開発しているわけで、コンピュータウイルスは入っていませんからご安心ください。

またVBAにはパスワードをかけていますが、実はこのパスワードを外してしまう方法はネットに出ていまして、それを外すツールもいくつかフリーソフトであります。そういうツールを使うと、このホームページツールのVBAも中身がみられてしまって、セキュリティがまずくないですか?と思われるかもしれません。

時々、VBAを絶対に他人に見られないようにするにはどうしたらいいですか?というような質問がQ&Aサイトにあったりして、意外とこの方法が知られていないのですが、パスワードをかけてExcelのブックを共有すればいいのです。

共有してしまうと、VBAはロックされて開いて中身を見ることができなくなります。しかもこの共有でのパスワードは解除することが難しくて、私が調べた限り、解除方法はなく、総当たりでパスワード入力をするしかないようです。

このホームページツールの場合は、単純なVBAのパスワード(これは解除される)と、共有のパスワードの2種類をかけてあるので、なかなかパスワード解除は難しいでしょう。

今日はホームページツールのVBAのセキュリティの話でした。
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