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ブログ - ホームページツールの投稿をスピードアップしました!!

ホームページツールの投稿をスピードアップしました!!

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
2021/6/2 12:15
緒方です。ホームページツールの性能向上として、遅いなぁと思っていた投稿の速度をスピードアップしました!!

どれくらい速くなったのか先に数字をあげると、
バージョン 03_3A002 の 011が、
ブログやニュースの投稿速度 平均で約33秒でした。

これが、バージョン 03_3A002 の 012だと、平均で約28秒に向上しました。
16%のスピードアップですね。

さらに、これがバージョン 03_3A002 の 013だと、平均で約25秒になり、ちょっとだけ速くなりました。

そして、最新のバージョン 03_3A002 の 016で、平均で約20秒になり、当初の33秒からすると、大幅?なスピードアップとなりました。

数字で言えばわずか13秒速くなっただけなのですが、高速化対応していないバージョンを使うと、投稿ボタンを押して30秒以上、遅いなぁと思って待っていたのが、20秒となると、まあまあかなぁと。

Webサイトを見る場合だと、3秒ルールっていうのがあり、3秒以上、待たせるとそのWebサイトを見ずに他に行ってしまうので、これに比べれば、まだまだ遅いのですが、Excelのマクロなので、これ以上はなかなかスピードアップできなさそうです。

どうやって10秒も短縮したか?と言うと、大きくは2つあって、一つ目は、Wordを読み書きする回数を減らせたということと、遅延処理を入れて、処理を後回しにすることにより、見かけ上の速度が速くなったように見せかけるという方法です。

Wordの読み書きは、以前のバージョンでは、こうなっていました。

1. Excel内のWordWordファイルとして保存する。

2. Wordを起動して、そのWordファイルを読む。

3. HTML形式に変換して出力する。

これを変更したのが、

1. Excel内のWordWordファイルとして保存する。

2. HTMLファイルに変換して出力する。

と、言う風に2番目のステップがなくなった分、これで5秒くらい速くなっています。

次に遅延処理ですが、ブログやニュースを投稿すると、Wordの履歴ファイルをローカルのディスクに保存したり、サーバーにアップロードしたり、新しい画像ファイルをアップロードして、古い以前の画像ファイルを削除したりする、特にサーバーに対して必要な処理がありますが、これをお客様が待つ必要はなくて、後でまとめてやっておけばいい話なのです。

このあたりをサクッとまとめて1020秒後に遅延させて処理してしまうようにしました。
ExcelVBA(マクロ)には、application.ontaime という命令があり、これを使うと、10秒後にこの処理をするとか遅延させられるのです。

お客様から見ると、投稿ボタンを押して、投稿が完了しました!って表示された後、10秒後に遅延させた処理が実行されるのですが、気づかないと思います。

これで5秒から8秒くらい速く感じるってことですね。

将来的にはもっとスピードアップして3秒ルールになればいいですね(多分、無理・・・)。







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