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ブログ - バックアップソフトを購入しました

バックアップソフトを購入しました

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
2020/5/30 3:51
緒方です。私の開発環境と言うか、メインのPC(サーバーですが)の中には、Hyper-Vがインストールされていて、その配下に多くの仮想マシンがあります。

実はある仮想マシンでWindowsが起動しなくなってしまいました。何か特別なことをやったわけではなく、普通にシャットダウンして起動しただけですが、シャットダウンが失敗しているようで、Windowsを起動してもブルースクリーンになります。

Windows10ではあまりブルースクリーンは見ないのですが、やっぱり起こることはあるようです。Windows10DVDで起動して修復しようとしてもうまくいかず・・・以前のWindowsXPとかWindowsServer2003なら、こういう状態でも、アップデートのモードでインストールすればなおったのですが、今のWindows10では、アップデートインストールができなくなっています(なぜ?)。

パーティションを削除しなければならないと言われて先に進めなくなります。

まあ、「こんなこともあろうかと」と言うと宇宙戦艦ヤマトの真田さんのセリフとして有名ですが、実はこのセリフ、1回も使われたことがないそうです。ご存じでしたか?

みんながこのシーンですよと思う場面で使われた実際のセリフは、「反射衛星砲にヒントを得て密かに開発しておいた空間磁力メッキが役に立ったよ」だそうです。

狭いし設備や材料も乏しい宇宙戦艦ヤマトの艦内でとてもあんな規模の兵器が開発できるわけがないと思うのですが、とにかく真田さんのこのセリフが、いつの間にか「こんなこともあろうかと」にすり替わっているわけです。とても不思議な現象。

思いっきり話が脱線しましたが元に戻すと、Hyper-Vは便利でホストのWindowsから見たら、仮想マシンって単にサイズの大きなファイルですから、これをコピーしておけばバックアップになるわけです。

このクラッシュして起動しなくなった仮想マシンもファイルでコピーしておいたので、そこから復旧することができました。でも中身は相当古いものになってしまいましたが・・・

ホームページツールのソースコードは、マイクロソフトのOneDrive上にあるので、このサーバがまるごと壊れても、最新の状態がネットにあるので安心なのですが、仮想マシンとかも、ちゃんとバックアップを日々取らないといけないなぁと思って、バックアップソフトを探しました。

そこで検索しているとトップに表示されたのが、EaseUS(イーザス)という中国四川省にある会社のソフトTodo Backup Freeです。



以前にも無料版で使ってみたことがあるのですが、いまいちだなぁと使わなくなったのは確か、その時はスケジュール機能があまり良くなかったか、有償の機能だったのか記憶が定かではないのですが、今回のバージョン12.0では、なんとスケジュール機能も無料の範囲に入っていました。

有料版との違いはバックアップ、リストアの速度が遅かったり、システム移行やEメールの通知、OutLookメールのバックアップがなかったりするだけです。ちゃんとスケジュールによる日々のバックアップも日々は増分だけ取って、週の初めにフルバックアップを取るようなことも無料版でできますから、早速、全部の仮想マシンにインストールしました。

無料版は速度が遅いか?と思いましたが、あまり遅いと思いませんし、こんなもんだろうと。試しにパナソニックのレッツノートのWindowsをバックアップして、Hyper-Vの仮想マシンにリストアできるかどうかを試したら、問題なくリストアできました。

かかった時間もバックアップとリストアに各、数時間かかりましたが、ネットワーク経由なので、こんなもんでは?と思いました。有料版だともっと速いのかもしれませんが。

ただ気をつけないといけないのは、一番、最初に表示される「システムバックアップ」ではWindows10Cドライブしか入らず、実際に起動するパーティションがバックアップされません。起動する部分までバックアップするには、「ディスク・パーティションバックアップ」でないといけないことです。でも最初に「システムバックアップ」が表示されるし、ネーミングがシステムだから、これでいいのだと思う人は多いのではないでしょうか・・・

Cドライブだけのシステムバックアップからは、どうやっても仮想マシンに起動する状態まで行けませんでした。でも同じOSにリストアする時は、Cドライブだけを上書きする指定ができたので、環境によるのかもしれません。

とにかく安心なのは「ディスク・パーティションバックアップ」しておけば、ブートするパーティションもバックアップされます。以前の32ビットのWindowsならCドライブだけで起動するのですが、64ビットになってから、隠れたブートパーティションが必要になったので、こうなっているのだと思います。

数日使ってみて、複数の仮想マシンからバックアップがされていることを確認して、無料版だけで結構使えるよなと思っていたら、メールでクーポンが送られてきました。

それを入力するとなんと、5000円だった有料版が、2000円以下になるとのことで、速攻で購入してしまいました()

実はOutLookのメールのバックアップは有料版だけの機能だったので、これはやっといた方がいいなと思っていたのです。このOutLookのバックアップをファイルでしようとしたら、OutLookが起動しているとだめなので、いちいち終了しないといけないのです。もしかしてそのままコピーしておけばいいのかもしれませんが、ちゃんとバックアップになっているのか不安・・・

でもOutLookのメールがもし無くなってしまったら過去の取り引きや、経費の証拠になる領収書やら、全部この中に入っているので、ちゃんとバックアップしたいなと思っていたところでした。

この有料版でOutLookのメールも起動したまま、バックアップできるようになったので、万が一のことがあっても大丈夫ですね。



バックアップに中国のソフトを使って情報漏洩とか安心なのか?という点には若干疑問はあるものの、そんなことを疑いだしたらソフトなんて使えないし、2,000円なら、全部の仮想マシンの分を有料版に切り替えてもいいなぁと思う今日この頃でした。

でも本当はここまでの機能があって2,000円くらいで、日本のソフトがあればいいのですが、これはさすがに無理なようです。


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