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ブログ - VideoStudio2019が強制終了しなくなった話(ホームページツール関係ないです)

VideoStudio2019が強制終了しなくなった話(ホームページツール関係ないです)

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
2020/3/29 9:24
緒方です。

現在、「ホームページツール導入編」の動画作成を、VideoStudio2019を使って行っています。

概要編は既に撮影が完了していて、Youtubeに投稿しており、このホームページからも観ることができます。

でも、VideoStudio2019は操作をしていると、突然強制終了してしまうという現象に悩まされていて、直前の操作までは復帰するようになっているし、ちょくちょく保存するようにもしているので、作業は再開できるものの、いちいち起動して元の位置に戻すのに時間がかかるので作業効率はとても悪かったのです。

ネットで調べても、サポートからはとおりいっぺんの回答で、再起動してくれとか、再インストールしてくれとか言うだけで、もうやったことばかりですのであてにならないなと思ってサポートには依頼していません(サポート受けたら、もっと早く解決したかもしれませんが・・・)。

ネットのブログを観ると、あきらめて他のソフトに移ることを勧めているものもありましたが、また新しいソフトの使い方を覚えるのも大変です。しかも勧めているソフトを検索したら、やはりそのソフトでも強制終了は起こっていると。

私の場合、VideoStudioX6から使ってきていて動画作成はこのソフトが一番慣れています。つまり過去の動画もこの形式で保存されているわけで、他のソフトにそう簡単に移れません。

それでいろいろ調べていると、「環境設定」の「パフォーマンス」の中に「ハードウェア加速」という項目があり、これが怪しいと思いました。Excelでも途中でクラッシュする時は、ハードウェアによる処理をOFFにしたことがあります。



この項目にはタイプを選択できるようになっており、デフォルトでは「IntelQuickSyncVideo」が設定されていました。しかし、私のPCはサーバー機なので、標準でマザーボード上に搭載されているのは、性能の低いものです(サーバー機に高解像度なんて不要なので)。

そこで高解像度やマルチディスプレイのために追加したグラフィックボードの「NVIDIA CUDA」の方に切り替えたら、あら不思議、あれだけ発生していた強制終了がピタッと収まってしまいました。

今はちょくちょく保存しなくても安定して動くようになっています。
助かりました。

もし強制終了に悩まされている方がいたら、この「ハードウェア加速」の項目をいろいろ変更してみてください。

なお注記しておくと、Intelが悪いわけではなく、サーバー機のグラフィック性能が低いというだけです。あなたのPCIntelのグラフィックでもサーバー機でなければ高性能だと思います。その点、誤解なきよう。

でも強制終了するなら、思い切ってOFFですね。

後日談(202048日追記)


しばらく安定して使っていたのですが、シーンの切り替えにトラジション(画面の切り替えの効果)を使い始めると、また強制終了するようになったので、思い切ってハードウェアの有効化を外してみました。



これを無効にすると処理スピードが遅くなったり、制限がかかるのかなぁ?と思いましたが、私が使うレベルであれば何も変わりません。マニュアルによると編集ではデコーダーを使うようなので、編集中の強制終了はこちらのせいかもしれません。また条件として512MB以上のVRAMが必要とあるのですが、多分、これはクリアしているかと思います(ビデオカードのメモリは1024MBなので・・・)。

エンコーダーの方はムービーの作成に使って、変換速度を向上させるとあるので、最後のビデオ出力の時は、有効化してみようと思います。

さらに後日談(202055日追記)


この環境設定でやっても時々クラッシュする現象が少なくなったものの0ではありませんでした。

そこでネットで調べて、プロキシと言う機能を知りました。プロキシを有効にするというのをやれば、クラッシュしなくなるということですので、早速やってみたら、確かにクラッシュしなくなりました(完全に0ではないですが、明らかに頻度は減った)。

そこで環境設定の方は、ハードウェア加速を有効に戻して、新たにスマートプロキシを有効にしました。



これでほとんどクラッシュせずに編集作業が進められるようになり、とても効率が良くなりました(本来ならこれが普通なのですが・・・)。

ただ1点だけ困ったことがあり、スマートプロキシは編集速度を速くするために解像度の低い動画に変換してしまいます。編集作業が完了して、出力するとその解像度のままで出力してしまいます。

Youtubeにアップする前に確認していて気づきました。

これはネットで調べると、仕様では出力する際は本来の動画を使うので解像度は元のままになるはずが、スマートプロキシのファイルを使ってしまうという、かなり以前のバージョンから修正されずに残っている不具合らしいのです。

まあ、原因がわかれば対策は取れるので、スマートプロキシの有効を外して、スマートプロキシマネージャーで作成された解像度の低いファイルを全て削除したら、出力された動画は元のきれいな解像度でした。


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