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ブログ - ホームページ制作を業者に発注した結果・・・

ホームページ制作を業者に発注した結果・・・

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
2019/12/10 0:24
2008年に2回目の東京への単身赴任をして10年以上経過したが、住民票の住所はそのままにしていた。あくまで長期出張、自宅は大阪という意識だった(が、そのまま10年・・・)。それで困ることはなかったが、住民税を東京に払っていないので、公共サービスを受けるのは心苦しいものがあった。

ここに来て困ることができたのは、銀行口座が東京の住所では作れない。住所確認は厳格で郵便物ではだめなのである。

そこで東京の住所の証明書をつくるべく、免許証の住所変更をすることにした。免許証の住所は、郵便物だけで変更が可能なのである。免許証の住所が東京になれば、これで銀行の口座も作れるというわけ。銀行口座は犯罪に使われることがあるので厳格なのはわかるが、免許証は現実に住んでいる場所が重要だと言うことなのでしょう。

昨日はホームページについて相談したいということで、あるお客様のところへ訪問した。業者にホームページ制作を発注して、できあがってきたのだが、その内容や今後の運用について疑問があるとのことだった。

そこでの相談やアドバイスをここに書くことはできないが、いったい制作費用がいくらになったのか? その金額を聞くと、高!!と思わず心の中で言ってしまうものであった。お客様にはそんなことは言えないので、「まあ相場ですね」と言っておいたのだが。

実際、ホームページ制作を業者に頼むとそうなるのである。

プロジェクト管理をする人、デザインをするWebデザイナー、コーディングをするWebエンジニアと少なくとも3人分、小さな個人レベルの業者なら兼任になるので少なくなるが、役割としての人件費は3人分発生するので、それを考えるとそんなに高いわけではない。

でもページ数にして10ページくらいの読んでも内容の薄いホームページ、内容が専門的なので業者に書けるわけもなく、文章やPDFファイル、画像はすべてお客様の方で準備したもの。

業者は何をしたかというと、それらをきれいに配置して、デザインとレイアウトをしただけである。しかも、私が言うようなネット集客のマーケティングの要素は全くなく、お客様が言うとおりに作った・・・という感じなのである。SEOに強いと言っているそうだが、これだとまず検索にヒットしないだろうな・・・というものだった。

そんな業者でも、とりあえず人様に見られるホームページを作ったということでは対価をもらっていいと思うのですが、その後、困るのはお客様である。

集客して、売上をあげようとホームページを発注したのだが、これでは集客できないし、オープン後の運用も考えられていない。

お客様のスキルでは、一部の方しか、このホームページを更新できない、その担当の方に更新依頼が集中するのが目に見えている。会社からすると、ホームページの更新頑張っています・・・でも集客できていません・・・だと、高い評価はできないだろうし、最悪、居場所がなくなってしまう。

でも契約して発注した以上、それをひっくり返すことはできない。契約書に集客を保証するとか、できないことは書いていないはずだし、納品されるわけなので、不満があってもお金を支払うしかない。コストをかけた以上、すぐ私のホームページにかえられるわけもなく、数年は集客できないホームページとつきあうしかないだろう。

先行きが暗い思いをして、そのお客様を後にしたのでした。

これを読んでいる皆様の会社では、こんなマーケティングの知識のない業者に発注することのないようお願いしたいものである。

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